【単体考察】慎重(D補正)ツンデツンデ

みなさんこんにちは。えりぃと申します。

今回は、私がUSUMの最初のシーズン、7世代のシーズン7にて愛用していた、D補正のチョッキツンデツンデについて、僭越ながら単体考察記事という形で語らせていただきたいと思います。

 

ツンデツンデの基本情報

f:id:elly_poke:20180319120550p:plain

タイプ:いわ、はがね

特性:ビーストブースト

種族値:H61-A131-B211-C53-D101-S13

 

見てのとおり防御オバケ。発売前はタイプが悪すぎるということで、同じく新UBのズガドーンアーゴヨンと比べて全く見向きもされていなかった。...しかし種族値、覚える技が公開され、タイプ一致かつほとんどのポケモンに対して最大威力の出るジャイロボール、トリックルームも覚えることから、新たなトリルエース、そしてミミッキュに強い枠として、一気に評価が上がった。...が、やはりHの種族値が足りないこと、タイプが不遇すぎること、そして役割対象のミミッキュドレインパンチを習得したことで、流行ることはなかった。(余談だが、何度もツンデミミッキュ対面はあったが一度としてドレインパンチ及びカクトウZをうたれたことはなかった。)          そんなツンデツンデではあるが、今の環境においてはがねタイプは必須レベルでパーティに入ってたりするので、どうにかこの子を上手く使ってあげたいと思い考えたのが、D補正のツンデツンデであった。過言ではなく、こいつのおかげでシーズン7ではミミッキュアーゴヨンに私のポケモンが合わせて片手の指で足りる程しか倒されることがなかった。

 

実際に私が使用していたツンデツンデを紹介する。

ツンデツンデとつげきチョッキ

性格:慎重

努力値:H244-A124-D140

実数値:H167-A167-B231-x-D152-S18(最遅ではない)

技構成:ジャイロボール/ロックブラスト/じしん/うちおとす

実はこの努力値の振り方よりも、H228or236、D148or156の方がDの実数値が得する(合計の実数値が1あがります。)のだが、対物理も考えてこの振り方にした。ただ、Aを1切ってその分Dに回すのは全然あり。(Aを一応切らない理由は後述。)

 

被ダメ、与ダメに関して

まずは、対特殊に対しての被ダメ。

C特化眼鏡テテフのフィールド込みサイキネ 30.5%~35.9%(乱数3発、36.9%)

C特化テテフのフィールド込みサイキネ 19.7%~23.9%(乱数5発)

C252アーゴヨンりゅうせいぐんZ 25.7%~30.5%(確定4発)

C252アーゴヨンのめざめるパワーじめん 43.1%~52.6%(乱数2発、13.7%)

C2↑C252アーゴヨンのめざめるパワーじめん 86.2~102.9%(乱数1発、18.8%)

C252コケコのフィールド込み10まんボルトZ 57.4%~68.2%

見てわかるように、特にアーゴヨンに対して無類の強さを誇り、わるだくみめざ地でもまず落ちないので、後出しでほとんど完璧に処理が可能。(そもそもわるだくみめざ地アーゴヨンには出会ったことないが)ただし、Hが高いポケモンとは言えないので、タイプ一致の電気技や炎技には何度も何度も後出しできないので注意は必要。だが、ほとんどのプレイヤーがDがやたらめったらかたいツンデは予想してないのか、対面だと居座ってくれるので、対面であれば勝てる。

次に、物理方面(主にミミッキュ)に対しての被ダメ

A2↑のA特化ミミッキュぽかぼかフレンドタイム                                                              43.1%~50.8%

A2↑のA特化ミミッキュのシャドクロZ                                                                             64.6%~76%

ここまでで、あれ?なんだZくらうと結構入るじゃんと思ったそこのあなた、これ剣舞後のA特化(A補正252振り)のZを切っての被ダメージ量ですよこれ。剣舞してなおかつ皮の残ったミミッキュなんて基本的に2体持っていかれるぐらいのところ、ツンデ一体でほとんど倒しきれます。(一応剣舞してないミミッキュのそれぞれのZは、上記のダメージ量のだいたい半分です。)                                                                                              また、4倍弱点の癖に不一致地震ならA特化メガマンダやA特化リザXの地震くらいなら一応ですが耐えれます。

続いて与ダメージ。全てジャイロボールのダメージ。

H20B4振りアーゴヨン(なんか受けルに強めの調整のやつらしいです。) 100%~117.8%

いかく込みH4振りランドロス 51.5%~61.8%(確定2発)

いかく込みH212振りランドロス 44.5%~53.4%(乱数2発、28.1%)

HB特化カプ・レヒレ 44%~52.5%(乱数2発、18%)

とまぁタイプ相性で受けてくるポケモン以外は、このツンデツンデのジャイロボールはそうそう何度も受かるもんじゃない。A調整の話だが、ちょうど受けルに強い調整のアーゴヨンtwitterで見て、そこを1発で葬りたいと思ってこの調整にした。あと、おかしいと思ったのが基本的に地震が2倍弱点の相手には等倍ジャイロのほうが火力出ます。あと等倍地震より半減ジャイロのほうが火力出ることが多いです。そりゃこいつネットで茂野吾郎なんて呼ばれるわ...

 

注意点等

今回単体考察記事として書かせていただきましたが、このタイプのツンデだと色々届かないものがあったり、やっぱりHの低さが出てしまったりするので、基本的に浮いてるいかく持ちと組ませるのがやはりベストかなと思いました。まぁ浮いてるいかくもちだと、霊獣ランドロスギャラドスなんかですが。やっぱりこのツンデツンデとかいうポケモン地面と格闘がきついのはわかりきってるんで、そこのケアは必須です。かついかくを撒くことでパーティ単位でミミッキュに隙をみせないような組み方がやっぱりツンデも活きるし。私自身はHBベースの1/2回復きのみギャラドスを使ってました。しかし、上記の二匹のポケモンと組ませてもゲロゲロキツいのがきあいだま持ちの霊獣ボルトロス。(めざ氷ないボルトなんてほとんどいないですよね?)こいつにギャラツンデのサイクルを崩壊させられた回数は知れず。あとあと裏はレボルトに隙見せないやつにすればよかったと後悔。それもあって私はそもそも使うのが苦手なんで一切採用は考えませんでしたが、カバルドンとのシナジーはそこそこ良い気がしました。(砂でD1.5倍だったりステロ撒けたり。まず長期戦にはなるが、このツンデがそもそもサイクル向きだと思うので、ガチガチのサイクル戦をしてもいいんじゃないかと)

とまぁなんだかんだ語ってきたんですがとにもかくにも弱点は多いので、取り巻きが非常に大事になってくるポケモンなのかなと記事を書いていて改めて思いました。しかしミミッキュアーゴヨン、テテフなんかのお手軽に使えて隙を見せるとパーティ崩壊してしまうようなポケモンがキツイなーとか思ってたりする方はぜひこのツンデツンデを使ってみてはいかがでしょうか。